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　石川県県央土木総合事務所は１６日、「２０２１（令和３）年度県土木部優良建設工事等所長表彰式」を県直江庁舎内で開き、二塚保之所長から受賞９工事を手掛けた各社と、優良建設技術者４氏に表彰状が贈られ、栄誉をたたえた。
　優良建設工事の受賞者については、▽荒木建設▽小西建設▽駒津組▽小山組▽豊蔵組▽ピーエス三菱▽明翫組▽三友工業▽リターングリーン−の計９社。優良建設技術者は磯田誠氏（北都鉄工）、椿下利春氏（大三建設）、西田亮重氏（北都組）、孫田吉広氏（高田組）で、４氏は今年度国土と交通等に関する知事表彰の優良建設工事をそれぞれ担った。
　二塚所長は「建設産業の喫緊の課題は人材確保であり、生産性向上につながるＩＣＴ建機の導入や、我々も工事発注の平準化、労働環境改善における休日確保、ウィークリースタンスなど、引き続き、この課題解決に取り組むとともに、今後も県土の発展へ協力してほしい」と語った。受賞者を代表して豊蔵組の豊蔵亨一代表取締役は「受賞を励みに技術力向上や、安全管理等に留意し、品質の高い社会資本整備に努めていく」と述べた。