岡崎市は、11月15日付けで、東岡崎駅第2期整備事業区域や整備スケジュールなどを定めた基本協定を名古屋鉄道と締結したことを発表した。東岡崎駅西側の橋上駅舎、南北自由通路、バスターミナル、駅ビルの一体整備が進むこととなる。
公表された整備スケジュールでは、2022年度に都市計画決定し、23年度に事業の施行認可、工事実施協定を締結した上で、橋上駅舎の建設に着手。24年度に駅ビル解体を開始し、27年度に新駅ビルの建設に着工。28年度の橋上駅舎、29年度の新駅ビル完成を目指す。
橋上駅舎および南北自由通路などの交通施設整備については、21年度から2カ年で実施している橋上駅舎整備の調査設計が完了後、事業費などを算定・精査。23年度に事業費や、市と名古屋鉄道の負担額を定めた工事実施協定を締結する予定。
また、北口駅前広場および駅ビル整備については、今後調査設計を進め具体的な整備計画を定めるとしている。市は現在、都市計画変更資料の作成業務の他、北口地下道の撤去、地下埋設物撤去に伴うそれぞれの詳細設計を委託し、進めている。
東岡崎駅周辺地区では、これまでに第1期整備として東改札、ペデストリアンデッキ、東岡崎駅前広場及び明大寺交通広場など、駅東側の整備を進めてきた。
提供:建通新聞社