富山市は11日、「鷹の橋撤去設計業務委託」を指名競争で開札し、2300万円で国際航業に落札した。
同業務は、1975年の架設から46年が経過し老朽化が著しい「鷹の橋」の撤去に係る設計一式を行うもの。予定価格は2365万8000円。履行期間は2022年3月31日まで。
富山大学杉谷キャンパス付近の北陸自動車道に架かる「鷹の橋」(橋長59・6メートル、幅員5・5メートル)は、昨年度までの調査・診断で劣化損傷を確認。今後もアルカリ骨材反応によるひび割れが進行すると想定されることから、落橋に伴う重大事故を回避するため撤去することにした。17年度から通行止めになっている。