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北陸工業新聞社
2021/11/12

【福井】楠原輸送が最後の区画に/敦賀市第2産業団地が分譲完了/通知書交付式

 トラック輸送・海上貨物輸送・倉庫業等を行う楠原輸送(本社・神奈川県横浜市神奈川区東神奈川2―43―1 花島孝明代表取締役社長)が、敦賀市第2産業団地(田結地係)の最後の区画に進出する。
 同社は既に、区画A―2(6356・36平方メートル)とA―3(6643・80平方メートル)区画で北陸営業所を開設しており、昨年4月から操業開始。今回更に、A―1区画(1万1561・87平方メートル)に進出を決めた理由について、同社の黒河薫雄執行役員名古屋支店長は「取引先の2023年の生産目標が2・3倍になることに従い、この時期にパートナーシップを強く結びたいと考えた」と話す。事業ではフィルム関係の運送・倉庫業を行う。
 現在構想を固めている段階で、今後設計に入るため、建設規模は確定していないものの、S造平屋建て延べ約3000平方メートルの低温倉庫と、同1500平方メートルの常温倉庫を整備する計画。一般車両用の駐車場を整備するとともに、地元で16名の新規雇用も生みたい考え。22年7月の着工、23年4月の操業開始を目指す。
 11日に市役所で行われた分譲指定通知書の交付式で、渕上隆信敦賀市長は「地の利を活かして飛躍してほしい」と期待を表した。

hokuriku