磐田市は、向陽中学区で進めている学府一体校整備計画について、公募型プロポーザル方式による基本・実施設計業務受託候補者を選定するための手続きを開始した。参加表明書は磐田市教育総務課学府一体校推進室で18日まで受け付ける。
プロポーザル参加に必要な資格は、2020・21年度磐田市入札参加資格審査の建設コンサルタント業務の認定を受けていることや小中一貫校もしくは小学校または中学校(延べ床面積5000平方b以上)のいずれも新築または改築に関する設計業務実績があることなど。技術提案書の提出やオリエンテーション、ヒアリングを経て結果を1月下旬までに発表する。納期は23年7月31日まで、契約限度額は2億4310万円としている。
磐田市は10月に向陽学府小中一体校等整備基本構想・基本計画を策定しており、同計画に基づき今回、基本・実施設計を委託する。計画では、向陽中と大藤小学校(大久保282ノ1)、向笠小学校(向笠竹之内391ノ6)、岩田小学校(匂坂987)の小中4校を対象に学府一体校を整備する。整備予定地は向陽中学校(向笠竹之内1162ノ2)敷地内で、現在予定する生徒・児童数は約700人。4月に開校したながふじ学府一体校(加茂243)に続く市内2校目の学府一体校整備事業として注目される。
提供:建通新聞社
(2021/11/12)
建通新聞社 静岡支社