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　石川県は１０日、「２０２１（令和３）年度国土と交通等に関する知事表彰式」を県庁会議室で開き、受賞各者の栄誉をたたえた。
　今年度の受賞者には小学生図画コンクールの６人、優良道路・河川愛護団体として計５団体、優良砂防監理補助員１人、優良建設功労者２４人、優良建設従業員２７人、優良建設工事２０件（うち、土木部発注分１５件・１７者、農林水産部発注分５件・５者）が選ばれた。
　式では谷本正憲知事から図画コンクール金賞の石尾直己さん（珠洲市立若山小学校２年）や、優良道路・河川愛護団体、優良砂防監理補助員の河内克彦氏（河内組代表取締役社長）、優良建設功労者を代表して藤内拓朗氏（橘建設代表取締役専務）、優良建設従業員を代表して上野泰豊氏（山崎組）、優良建設工事の受賞企業を代表して高田組に表彰状が贈られた。
　谷本知事はあいさつの中で、優良建設功労者・従業員に対して「それぞれの分野で建設産業の発展に長年に渡って尽くされた」と敬意を表し、優良建設工事の施工業者には「今後とも質の高い社会資本整備を通じて安全安心、活力ある県土づくりに更なる力添えをお願いする」と述べ、最後に「豊かで住みよい石川づくりに一層、尽力してほしい」と求めた。
　全受賞者を代表して、藤内氏が「私たちはこれからも地域社会に貢献する使命感を持ち、県民の安全安心な生活環境の基盤整備に微力を尽くし、本日の栄誉を励みとして一層、精励努力する」と謝辞を述べた。