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鹿児島建設新聞
2021/11/10

【鹿児島】姶良市本庁舎新築 建築 32億でフジタ・渡辺・福永JV

 姶良市は9日、本庁舎新築に関する4件(建築本体、3設備)の条件付き一般競争入札を行い、各落札者を決定した。建築は3者が応札し、フジタ・渡辺組・福永建設JVが32億68万円(税抜き)で落札。設備は電気が九電工・カミゾノ電気・明興テクノスJV、空調は旭工業・あいら工業・大洋水道JV、給排水衛生は中央工業・ナカタマリJVが落札した。いずれも12月議会での契約議案承認をもって本契約し、着工する。 

 建設場所は宮島町。既存庁舎(既解体済み)の老朽化を受けて現地に建て替えるもので、建物規模はRC造(基礎免震構造)5階建1万174uを見込む。基本・実施設計(公募型プロポーザル)は山下設計・永園設計・ゲンプラン設計JVが担当した。 
 入札は建築のほか、設備は3分離で実施。建築と電気は3社JV、給排水衛生と空調は2〜3社JVで所定の要件を設け、参加を受け付けた。 
 建築は3者が応札。予定価格(税抜き)は34億7837万1000円で、最低制限価格は非公開とした。庁舎棟新築のほか、昇降機設置(3基)や渡り廊下(S造3階部分)の新築、2号館との渡り廊下接続部改修、昇降機設置(1基、改修)を行う。工期は730日間。 
 設備関係の落札額(税抜き)は、3者が応札した電気が7億2200万円(予定価格7億2975万1000円)。ほか、空調(3者応札)は5億2200万円(同5億2443万2000円)、給排水衛生(1者応札)は1億8800万円(同1億9107万8000円)だった。 
 市では今回の本庁舎のほか、加治木、蒲生の両複合新庁舎の建設も計画中。このほど基本設計案をまとめ、14日までの期限でパブリックコメントを実施している。基本設計(公募型プロポーザル)は両庁舎とも東条設計が担当。


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