「令和3年発生災害第4次査定」が9日から始まった。県技術企画課の説明によると、県と市町の公共土木施設11カ所の復旧に5億2800万円を申請した。
今回査定は「7月豪雨」(7日〜14日)被害が中心で、被災カ所は比較的規模が大きい。
県施設では、南部町阿賀の大谷川砂防は法面復旧に9600万円を申請した。琴浦町別宮の県道倉吉赤碕中山線は橋りょう災で、被災したコンクリート橋をボックスカルバートに架け替える。申請額7400万円。
倉吉市円谷町の国道179号では法面4カ所が崩落しており、復旧費6700万円を申請する。
また、南部町は同町西町の町道西町線で崩れた道路法面に7900万円を申請する。
査定は12日まで4日間。最終日に全カ所の復旧工法と復旧額が固まる。
日刊建設工業新聞