新潟県企業局施設課は9日、上越市大字今泉地内「高田発電所主要機器更新工事」について、WTO(世界貿易機関)対象の一般競争入札で公告した。
参加資格確認申請書は29日まで受け付ける。主な資格は電気工事A級であり、2006年4月1日以降に、国内において出力5000kW以上の水力発電所の水車または発電機の製造者として、水車発電機の新設または更新工事の元請完成実績など。
計画によると、FITを適用した全面リニューアルを図るもの。工事概要は既設機器撤去(埋蔵物除く)一式、水車発電機および附帯設備製作・据付一式(水車・立軸単輪ベルトン1万1700kW以上、発電機・立軸回転界磁出口管流形三相同期1万2600kVA以上、送電設備・72kVキュービクル式ガス絶縁開閉装置、主要変圧器・屋外油入自冷式1万2600kVA以上、その他・配電盤・開閉装置、補機設備、非常用発電設備等)。開札は12月27日に行い、工期は2027年3月28日(29年3月28日に延長の場合あり)までとなっている。
実施設計は、北電技術コンサルタント(富山市牛島町)が担当。