宝達志水町は9日、「統合小学校(押水地区)基本設計業務」「同(志雄地区)基本設計業務」の指名競争入札2件を開札した。町内5小学校を相見、志雄の2校に統合、両校校舎を改修するための設計となる。
▽押水地区
落札=490万円
浦建築研究所
▽志雄地区
落札=393万9000円
中島建築事務所
統廃合計画によると、押水地区では押水第1、宝達を相見(麦生)、志雄地区は樋川を志雄(子浦)に再編する。町内全小学校で耐震補強が完了していることから、教室の再配置や老朽化した設備機器の更新などの改修を施す。履行期間は来年3月25日まで。
来年度に実施設計に移行し、2023年度には補助金申請などの手続きを進める予定。24年度の着工、25年度の開校を目指す。
両校の校舎棟はいずれもRC造3階建てで、延べ床面積は相見小(築53年)が2741平方メートル、志雄小(同48年)が3871平方メートル。体育館はそれぞれS造平屋建てで、相見小686平方メートル、志雄小1617平方メートル。