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建通新聞社(中部)
2021/11/10

【三重】朝日町 庁舎移転計画 基本構想策定が22年度へずれ込む見通し

 朝日町は、庁舎の移転を計画している。当初、2021年度中に基本構想を取りまとめる予定だったが、新型コロナウイルス感染症の影響により22年度にずれ込むこととなった。
 基本構想策定委員会は初回の委員会を8月に予定していたが、コロナの影響により10月下旬に延期した。これに伴い、4回程度開催する委員会の日程も22年6月ごろまで会期を延期する。
 現庁舎は執務室などが狭く、老朽化していることに加え、伊勢湾沿岸(三重県区域)高潮浸水想定区域内にあることから、同区域外へ移転させる。移転先の候補地は未定としているものの、現庁舎よりも内陸側(西側)を想定している。基本構想では、移転先の候補地を数カ所選定し、新庁舎のおおまかな規模やコンセプトを決定する。22年度に候補地や施設規模を絞り込んだ基本計画をまとめる。
 現庁舎の規模は鉄筋コンクリート造2階建て約2000平方b。建設年度は1964年度で、79年度と89年度に増築している。所在地は小向893の敷地約2400平方b。
 基本構想策定支援業務は玉野総合コンサルタント三重事務所(津市)が担当している。

提供:建通新聞社