小田急不動産(東京都渋谷区初台1ノ47ノ1)は11月4日、一宮市で2・7万平方b規模の物流施設の開発に着手したと発表した。2022年8月の竣工を目指している。同社が開発する物流施設としては3カ所目、中部エリアでは初となる。
同施設は鉄骨造4階建て延べ2万6967平方b。4層ボックス型のドライ倉庫として計画している。倉庫部分の梁下有効天井高は5・5b。トラックバースは22台分、トラック待機場は8台分のスペースを設ける。駐車場は普通車用に78台、軽自動車用に3台分を確保する。
設計・施工は矢野建設(名古屋市港区)が担当している。
建設地は一宮市貴船町3ノ7他。敷地面積は1万3246平方b。名神高速道路一宮インターチェンジ(IC)から約5・8`、名古屋高速16号一宮線一宮中ICから約2・5`の立地だ。
小田急不動産は、今回の施設について、「名古屋市をはじめとする中部エリアへの配送拠点として優れており、関東と関西をつなぐ中継拠点としての需要も高い」と評価している。
同社はこれまでに、第1弾となる物流施設を千葉県印西市で、第2弾を千葉県船橋市で開発することを明らかにしていた。
提供:建通新聞社