今回で7回目を迎える建設業の魅力発信を目的にした「滋賀けんせつみらいフェスタ2021」が、6日に大津港前イベント特設会場(大津市浜大津)で開催された。将来の建設産業の担い手に向けて、子どもたちにその魅力を伝えた。
当日は快晴のなか、公益社団法人・滋賀県建設産業団体連合会の桑原勝良会長の「建設産業の未来の担い手確保を目的に、県や地域の協力のもと、地域から季節の恒例イベントとして認識していただけていることに大変喜んでおります。本日は各ブース皆様に楽しんで貰えますよう工夫を凝らしておりますので、どうか楽しんでください。このフェスタを機会に、日々進化する建設業の技術や魅力に触れていただきたい」とのあいさつで開会。
会場は、多くの家族連れが参加。新型コロナウイルス感染症対策を徹底し、建設車両の展示、各種体験ブース、県内学校による吹奏楽部の演奏や、チェーンソーアートなど大いに盛り上がり、また、ステージでは県若手技術者・女性技術者等の表彰も執り行われた。
滋賀けんせつみらいフェスタは、県と公益社団法人・滋賀県建設産業団体連合会で組織する滋賀県建設産業魅力アップ実行委員会の主催。次世代を担う子どもとその保護者等に向け、生活・社会基盤の整備を担う建設産業の魅力を楽しく正しく理解してもらうことを目的としたもの。
なお、主催者によると当日の来場者は約3000人。
提供:滋賀産業新聞