A&C(岡山県美作市湯郷180、佐々木慎太郎社長)は、直島旅館「ろ霞(ろか)」新築に大原組(岡山市南区)の施工で着手した。
規模は木造平屋1347平方b。敷地面積は7365平方b。客室露天風呂を備えたスイートルーム8室、プレミアムスイート2室、ろ霞スイート1室の全11室で構成する。工期は2022年3月下旬まで。建設地は直島町本村字中奥1234。
湯郷温泉の老舗旅館である季譜の里が外国人観光客の受け入れを目指して構想した旅館で、建物は世界的に有名な瀬戸内芸術祭をイメージし、自然とアートの融合をコンセプトとする。オープン予定は22年4月。全客室とレストラン棟にアーティスト描き下ろし作品を随時企画展として展示・販売する予定で、世界に向けて日本の文化とアートを発信していくという。設計はnottuo(岡山県西粟倉村)、デザイン監修はARCHIF(奈良市)が担当した。
提供:建通新聞社