滋賀県湖東土木事務所は、国道307号で甲良町池寺まで進めてきた道路拡幅と歩道整備を、引き続き南側の約750b区間において行う道路改築整備に取り組む。今年度は近く詳細設計を委託し、22〜23年度(令和4〜5年度)は測量調査等から用地取得を行い、予算措置等が順調にいけば24年度(令和6年度)にも道路改築の初弾工事を発注・着工し、2ヵ年以上で全体整備を進めたい考えだ。
近く委託する設計業務(11月10日開札)では、県管理道・国道307号の甲良町池寺地先の約750b区間において、現状の車道幅約6・5〜8・0bの歩道無し2車線道路を、約8・5bの車道幅に約3・5b幅の自転車歩行者道を備えた計約12b幅の2車線道路に改築するための道路詳細設計を行う。道路規格は第3種2級、設計速度は時速50q、荷重条件はB活荷重、暫定計画は無し。委託期間は22年(令和4年)2月9日まで。
湖東土木事務所では、整備後年数が経過している国道307号について、地元の要望に応じ自転車歩行者道を備え近年の車両規格に沿った車道幅の道路への改築を進めており、今回の対象区間は過年度に池寺地先まで整備を完了している区間をさらに南進させる計画。詳細設計完了後は取得が必要となる用地について22年度(令和4年度)にも測量・調査を発注し、順調にいけば23年度(令和5年度)をメドに用地を取得。予算規模に応じて24年度(令和6年度)から初弾工事に着工し、切り回し等を行いながら複数年度で整備したい方針。
提供:滋賀産業新聞