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建通新聞社(神奈川)
2021/11/04

【神奈川】横浜市 恩田元石川線、鉄地区の設計へ

 横浜市道路局は都市計画道路恩田元石川線整備の事業化に向け現在「鉄地区」の測量作業を進めており、近く同所の設計業務を外注する。作成する資料などを基に地域住民と話し合いを行い、早期の事業着手を目指す。
 「鉄地区」は青葉区鉄町427〜もみの木台17ノ7地先、横浜上麻生線から横浜総合病院付近までの約1・2`区間。幅員が狭く歩道がない現道を拡幅整備する計画で、テクノ・サーベイ(横浜市青葉区)に1113万円で測量を委託した。今後委託する設計では、横浜上麻生線との交差点を含めた設計を行う。拡幅して歩道を整備し、安全で快適な歩行者空間を確保する。
 恩田元石川線は青葉区内の横浜上麻生線から日吉元石川線までを結ぶ延長約3・4`の都市計画道路。標準幅員は22b。このうち横浜総合病院付近から荏子田公園付近までの「再整備区間」約1・8`は整備が完了しており、今後は鉄地区と、荏子田公園付近から日吉元石川線までの「元石川地区」約0・4`区間の整備が残る。元石川地区についてはトンネルの建設を想定し、カナコン(横浜市瀬谷区)で概略設計を行った。
 恩田元石川線が全線完成すれば、国道246号と並行して地域の東西方向を結ぶ骨格道路となる。道路ネットワークを強化するとともに地域のシンボル的道路空間として街路樹を整備するなど、道路デザインに配慮した緑のネットワークを形成する。 提供:建通新聞社