富山県土木部建築住宅課が2日発表した「県内新設住宅着工戸数の2021年度上半期状況」によると、着工戸数は前年度同期比16・7%増の2974戸となった。
利用関係別戸数の内訳をみると、持家が4・8%増の1716戸、貸家が22・6%増の891戸、分譲住宅が90・6%増の345戸となり、いずれも増加した。
建方別は、一戸建8・3%増の1980戸、共同住宅96・8%増の677戸、長屋建15・7%減の317戸。構造別では、木造が6・1%増の2406戸で、新設住宅に占める割合が80・9%。木造住宅のうち、在来工法は2114戸。非木造住宅は568戸で102・9%増。
市町村別は富山市が1453戸で最も多く、高岡市492戸、射水市276戸、砺波市189戸と続いた。
9月分の着工戸数は、前年同月比4・7%減の402戸。