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建通新聞社(中部)
2021/11/04

【三重】三重県 盲学校・聾学校建築工事ほか設計業務を浦辺設計へ

 三重県は、「盲学校・聾学校建築工事ほか設計業務」をプロポーザル方式で募集した結果、浦辺設計(大阪市中央区)に特定した。履行期間は510日間。2次審査には6者が参加した。
 浦辺設計の提案では、城山特別支援学校側前面道路から見て左に盲学校棟と屋内運動場、右に聾学校と乳・幼児棟、中央部分に管理棟、食堂・プレイ棟をそれぞれブロック型で配置した。プロポーザル方式技術審査委員会は講評で、メディアセンターを基本的な共用部として広く設定し、両校の交流に向けた発展性の担保、共用の範囲区分を自在に設定できること、学校全体に二つの学校が共存するという段階的領域がはっきりと認識できる建物、イニシャルコストの低減―などを評価したことを挙げた。
 公告した際の業務内容は、対象施設の基本・実施設計。対象は、盲学校・聾学校の校舎・屋内運動場などで、延べ床面積が約1万0100平方bの新築工事、鉄筋コンクリート造平屋768平方bの城山特別支援学校の共同給食調理場の内外部改修。建設地は城山1ノ498ノ2他。
 スケジュールは2021年度に基本設計、22年度に実施設計を行い、23年度から着工する。25年度の供用を目指す。

提供:建通新聞社