お知らせ
地方ニュース
建通新聞社（神奈川）
2021/11/01
【神奈川】県 金井第二遊水地22年度下半期にも発注
神奈川県横浜川崎治水事務所は、既設の柏尾川・金井遊水地の西側を拡張し、（仮称）金井第二遊水地を新たに整備する。面積は約18㌶、貯留容量は約32万立方㍍。工事は２期に分けて実施し、早ければ２０２２年度下半期に約半分のエリアの掘削工と周囲堤の整備工事に着手。28年度に供用する。29年度に残るエリアの工事に入り、33年度の全体供用を目指す。全体の概算工事費は36億円。
22～28年度の１期工事で、先行供用部分を掘削し、その土砂を利用して全体の周囲堤を整備する。延長は約８５０㍍、高さ約４㍍、天端幅８・４㍍。プロムナードを整備する。年内に総合評価・条件付き一般競争入札で修正設計を外注し、掘削深度などの詳細を検討する。
またこの設計業務で既設越流堤の改築設計も実施。29～33年度の２期工事で、引き続き掘削工を行うとともに、流入量を増やすため既設遊水地の越流堤を90㍍から２２０㍍に拡張するのに備える。この他、排水ゲートを２倍の４カ所に増設。遊水地の管理棟も新築する計画だ。
２級河川柏尾川は境川水系の支川。時間雨量約60㍉に対応できるよう河道拡幅や遊水地整備を進めている。
建設予定地は横浜市栄区金井町地先。
詳細設計は三井共同建設コンサルタント横浜営業所（横浜市戸塚区）が担当。
＊
既設の金井遊水地は面積４・２㌶、貯留容量18万２０００立方㍍。完成は１９８９年。金井第二遊水地も、平常時は既設の遊水地と同様に、河川環境の保全と生態系の持続的な維持を目的としたビオトープとしたい考え。提供：建通新聞社
22～28年度の１期工事で、先行供用部分を掘削し、その土砂を利用して全体の周囲堤を整備する。延長は約８５０㍍、高さ約４㍍、天端幅８・４㍍。プロムナードを整備する。年内に総合評価・条件付き一般競争入札で修正設計を外注し、掘削深度などの詳細を検討する。
またこの設計業務で既設越流堤の改築設計も実施。29～33年度の２期工事で、引き続き掘削工を行うとともに、流入量を増やすため既設遊水地の越流堤を90㍍から２２０㍍に拡張するのに備える。この他、排水ゲートを２倍の４カ所に増設。遊水地の管理棟も新築する計画だ。
２級河川柏尾川は境川水系の支川。時間雨量約60㍉に対応できるよう河道拡幅や遊水地整備を進めている。
建設予定地は横浜市栄区金井町地先。
詳細設計は三井共同建設コンサルタント横浜営業所（横浜市戸塚区）が担当。
＊
既設の金井遊水地は面積４・２㌶、貯留容量18万２０００立方㍍。完成は１９８９年。金井第二遊水地も、平常時は既設の遊水地と同様に、河川環境の保全と生態系の持続的な維持を目的としたビオトープとしたい考え。提供：建通新聞社
