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建設経済新聞社
2021/11/01

【京都】城陽井手木津川バイパス用地 京都府土地開発公社が約2・5fを先行取得へ 京都府出資法人の令和3年度事業計画

 京都府はこのほど、京都府出資法人の自己評価報告書及び経営状況説明書を明らかにした。
 京都府土地開発公社は、令和3年度事業計画の公有地先行取得事業で、国土交通省の国道9号福知山道路(福知山市、面積1800u、事業費1億8000万円)、国道27号西舞鶴道路(舞鶴市、面積6100u、事業費5億8700万円)、国道163号精華拡幅(精華町、面積1000u、事業費7200万円)、国道312号大宮峰山道路(京丹後市、面積3万1000u、事業費5000万円)、国道24号(城陽井手木津川バイパス)(城陽市、井手町、木津川市、面積2万4800u、事業費4億8700万円)を予定。このほか、京都府の公共土木事業(つなぎ資金等)(府内全域、1000u、5億円)を予定。
 受託事業では、NEXCO西日本の新名神高速道路(宇治田原〜八幡)(宇治田原町、城陽市、京田辺市、八幡市、面積1万1300u、事業費7億1600万円)、京都縦貫自動車道(亀岡IC〜八木中IC)(亀岡市、南丹市、面積2600u、事業費3億6400万円)を予定。
 国交省の国道27号(西舞鶴道路)(舞鶴市、面積5200u、事業費4億7000万円)、舞鶴港臨港道路(上安久線)(舞鶴市、面積6000u、事業費1億3000万円)を予定。
 京都府の綾部大江線(綾部市、宮津市、面積−、事業費300万円)を予定。
 このほか代行事業(京都北部中核工業団地事業の工場用地譲渡、管理等)を行う。
 他の出資法人の主な内容は次の通り。
 ◆京都府道路公社
 令和3年度事業計画によると、有料道路事業(建設事業)として、大規模発生時に路面に大きな段差が生じないよう、橋梁の耐震補強工事を実施。
 有料道路事業(移管準備事業)の主な内容は、令和5年度の西日本高速道路梶iNEXCO西日本)への移管に向けた準備事業を実施。ETC料金収受機械更新工事、道路管理システムデータ整理業務他。
 このほか、受託事業(管理事業)として、京都府から受託した山陰近畿自動車道(宮津天橋立IC〜京丹後大宮IC)の管理業務を実施(管理延長10・5q)。
 ◆京都府住宅供給公社
 令和3年度事業計画は、公社賃貸住宅事業(堀川団地136区画の管理)、公社駐車場事業(男山駐車場、桃山東山ノ下駐車場89区画の管理)、府営住宅管理受託事業(中丹東、中丹西及び丹後土木事務所管内を除く61団地、3576戸)など。
 ◆京都府公立大学法人
 令和3年度収支予算によると、施設整備費等は13億7700万円(前年度13億3026万3000円)。
 ◆一般財団法人京都府民総合交流事業団
 令和3年度事業計画の主な内容は、京都府民総合交流プラザの施設の長寿命化として、アセットマネジメントの観点に立つ中長期修繕計画に基づき、効果的・効率的な修繕を進める。
 京都テルサの魅力を向上させる設備のリニューアル、ユニバーサルデザインの更新などの取り組みを継続する。
 ◆一般財団法人京都技術サポートセンター
 令和3年度事業計画によると、点検施設は、橋梁が1252橋(カッコ内は受託額。以下同じ。4億4440万円)、トンネルが15基(2700万円)、シェッドが3基(1200万円)、道路標識が441基(1億1020万円)、道路法面が291ヵ所(2億5920万円)、河川施設が382q(5630万円)で受託額合計は9億0910万円。
 橋梁長寿命化修繕計画は1件(2000万円)、橋梁耐震補強設計は1件(4000万円)で受託額合計は6000万円。
 このほか、社会資本の建設・整備に関する技術支援業務(大規模施設等の発注図書作成業務他)を行う。
 ◆兜葬゚21
 令和3年度事業計画の主な内容をみると、日本海側拠点港に対応した機能強化として、既存倉庫の活用方法を再検討し、ニーズに応じた倉庫への機能強化等を検討。既存港湾荷役機械の貸出に加え、コンテナ貨物の増加等の状況を見据え、新たな機械・設備への投資について検討を行う。