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県建築課から発注となる広瀬第二県営住宅Ｊ棟の住戸改善工事が近く建築・電気・機械の３分離で公告・指名通知となりそう。Ｊ棟はＲＣ造４階建て、延べ床面積１２５８�u。躯体を残してのスケルトン改修となり、内装・外壁の改修に加え、エレベーターの新設も行う。同様の工事を進めているＩ棟は建築が一般競争、電気および機械設備が指名競争で発注していることからＪ棟でも同様の方法となることが見込まれる。
広瀬第二県営住宅は前橋市広瀬町３丁目地内にあり、これまで各棟で同様に住戸改善工事を推進。同住宅での工事はＪ棟で完了となる。県営住宅での大規模な改修工事はこれまでにも各住宅で推進。県営住宅全体で具体化している大規模な住戸改善はＪ棟でひと段落することとなり、今後は各住宅で必要な小規模工事が進むこととなる。
内装工事は、間取り変更および設備類の更新を予定。間取り変更は、入居世帯の変化に対応できるようにする。現在は１階につき６戸となっているが、１〜２階部分は６戸のまま工事を実施。３〜４階は２戸を１戸に統合するなどで１階あたり３戸とする。外装工事は屋上部分の約３５０�uで防水工事。外壁は全面を対象に塗り替えを行う。
エレベーターはＳ造４階建て、延べ床面積１１７�uの棟を増設して整備する。３つある階段室の１つを利用して、住戸間取り変更を行いながら整備。エレベーターは９人乗りとなる。設計は施工中のＩ棟と合わせて亦野建築設計事務所（前橋市）がまとめた。
２０２０年度に発注したＩ棟の工事は建築・電気・機械の３分離で発注した。担当は◇建築＝鵜川興業（前橋市）◇電気＝南部電設（前橋市）◇機械＝伸高設備工業（前橋市）−となっている。