小牧市の中央自動車道沿いで、ハイウェイオアシスが新たに誕生する。オアシス小牧(小牧市小牧5ノ253)は11月1日、レジャー施設などを併設する新サービスエリア「小牧オアシス」の地鎮祭を行う。2023年度後半の開業を目指す。総事業費は約90億円。同施設は、高速道路の取付道路部分も含め、全国で初めて民間企業が保有するという。
小牧オアシスは、中央道の「サービスエリア」と、一般道経由の「パークエリア」で構成する。駐車台数は計1140台分を想定しており、サービスエリアに449台、パークエリアに691台分のスペースを整備する。
同社は、小牧市から都市計画法に基づく開発許可、日本高速道路保有・債務返済機構から連結予定者の決定通知を受けている。
サービスエリアには、上下線に一体化した大型休憩施設を設け、フードコートやレストランなどの飲食施設、コンビニエンスストアなどを整備する。ガソリンスタンドには水素ステーションを設置する予定。上下線の駐車場にはEVステーションを設ける見通し。
パークエリアには、スケートボードやスポーツクライミングなどのエクストリームスポーツができる施設や、ジップラインやエアリアルなどが楽しめるアスレチックを整備する計画。この他、温浴施設やスケートリンク、レトロゲーム館など、さまざまな施設を設ける考えだ。
施工は日本国土開発と東亜道路工業(ともに東京都港区)のJVが担当する。
建設地は小牧市大草の高速道路沿いで、小牧東インターチェンジと小牧ジャンクションの中間地点。「市民四季の森」東側の立地だ。敷地面積は約26f。
提供:建通新聞社