トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建通新聞社四国
2021/10/29

【徳島】県 入契約制度の改正で意見交換

 徳島県県土整備部は「入札制度等に関する意見交換」を開き、格付制度や工事成績評定制度などの主な改正点を周知した。
 冒頭、東部県土整備局の加本和慶副局長が「地域経済や安全安心を支える地元建設業の皆さんにとってさらに良い入契制度になるよう、透明性、公平性を担保しながら改善を進めていきたい」とあいさつ。引き続き県土整備部建設管理課技術管理担当の齋藤実課長補佐が主な改正ポイントを説明。その中で、格付制度では建設キャリアアップシステム(CCUS)登録を加速化させるため、2023年度から登録企業を格付で評価(22年1月1日時点で5点、23年1月1日時点で3点を加点)することなどを示した。
 工事成績評定制度の見直しでは、21年5月から適用している工事と業務の成績評定の選択制試行と成績評定を行わない場合の工事関係書類の簡素化の試行を改めて説明。また、アフターコロナを見据えた対応では「情報共有システム(ASP)」を積極的に活用するため、設計金額1億円以上の土木工事でASPの発注者指定型の試行実施などを説明し、非接触・リモート型の働き方推進を呼び掛けた。
提供:建通新聞社