香川県土木部は、県立多度津高校土木科の1年生、建築科の2年生を対象に「建設現場等体験会」を開いた。土木では青葉工業(高松市)が橋梁下部工を整備する「県道高松坂出線(五色台工区)道路改築」、建築では日栄建設(高松市)が施工する「高松商業高校南体育館改築」の現場を見学するとともに、各社の技術者の指導の下、測量体験や、深礎杭で使用するライナープレートの組み立てなどを体験。生徒らは普段は入れない現場の迫力に驚き、工事の内容を質問する場面もあった。午後には、香川県建設業協会が協力し、会員企業の若手技術者と意見交換会を開き、実体験の声を聞いた。
提供:建通新聞社