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日刊建設タイムズ社
2021/10/29

【千葉】東和田南部で基本計画/成田市/公共下水道区域編入へ/吉倉周辺は計画見直し

 成田市都市部市街地整備課は、組合施行により計画する「(仮称)東和田南部地区土地区画整理事業」に伴い、同地区を公共下水道区域に編入することを前提に汚水処理整備基本計画を策定する。27日付で「東和田南部地区他公共下水道(汚水)基本計画策定委託」の一般競争入札を公告した。業務の対象面積は、東和田南部地区約30haと吉倉周辺地区約83haを合わせた約113ha。対象人口は約7500人。
 吉倉周辺地区については、構想区域の一部において、まちづくりの整備方針が変更される見通しとなったため、2020年度に策定した「吉倉地区周辺公共下水道(汚水)基本計画」について見直しを行う。計画策定業務は日新技術コンサルタント(東京都中央区日本橋堀留町1―5―7)が担当した。
 11月6日から11日の期間で入札書を受け付け、同月12日に開札する。予定価格は461万円(消費税抜き)、最低制限価格294万3000円(同)。委託期間は22年3月31日まで。
 入札参加資格は、官公庁等が11年度以降に発注した下水道基本構想および汚水処理施設整備構想策定業務を元請けとして受注し、完了した実績があること、など。所在区分は市内業者、準市内業者または県内業者。
 東和田南部地区における業務内容は▽基礎調査▽検討単位区域の設定▽処理区域の設定▽公共下水道区域の設定、など。
 業務では、集合処理・個別処理の判定を行い、それぞれの区域を設定。また、計画区域および処理区の設定、幹線管渠ルートなど、整備区域についての検討を行い、整備区域における管渠、マンホールポンプなどについて概算事業費を算出する。
 東和田南部地区土地区画整理事業に関しては「(仮称)成田市東和田南部地区土地区画整理組合設立準備会」を中心に、東和田地先に構想しているスマートインターチェンジをはじめ、接続する市道東町吉倉線を活用した物流機能の強化や、空港周辺における産業促進に向けた土地利用を図るため、新たな都市基盤の整備を計画している。
 21年度は、基本調査業務を公募型プロポーザルにより日本都市技術(東日本支社・松戸市本町14―1)に委託。準備会への支援を行うとともに、区画整理の前提条件を整理し、市街地環境影響評価により整備の必要性を明確にする。k_times_comをフォローしましょう
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