県土整備部は27日、公共工事の設計積算に活用する「土木工事実施設計単価」を一部改定。11月10日以降の起工決裁に適用する。
歩車道境界ブロックなど各種コンクリート2次製品が上昇。世界的な原油価格の高騰を受けて燃料類も値上がりする。
今回の改定内容は、一般財団法人建設物価調査会の建設資材価格調査報告書(月例報告)による実勢単価、「建設物価(11月号)」をもとに設定した。
主な変動資材は次の通り。カッコ内は変動率。
▼ストレートアスファルト針入度60〜80=1d当たり5000円上昇(5・7%)▼ゴム入りアスファルト=1d当たり5000円上昇(4・2%)▼横断防止柵各種=1b当たり230円〜280円上昇(5・5%〜6・1%)▼転落防止柵各種=1b当たり310円〜330円上昇(5・6%〜5・8%)▼軽油 小型ローリー=1g当たり3円上昇(2・3%)▼軽油 船舶用小型ローリー=10g当たり30円上昇(3・5%)▼重油Aローリー=10g当たり30円上昇(4・2%)▼灯油 業務用小型ローリー=1g当たり3円上昇(3・7%)▼ガソリンレギュラースタンド=1g当たり3円上昇(2・2%)▼スクラップ鉄くず=1d当たりの売却単価3500円上昇(8・8%)▼スクラップステンレス=1`当たりの売却単価10円上昇(6・9%)▼歩車道境界ブロック各種=1個当たり80円〜170円上昇(5・4%〜5・9%)▼歩車道境界ブロックロング各種=1個当たり480円〜600円上昇(5・4%〜6・0%)▼鉄筋コンクリートL形各種=1個当たり110円〜150円上昇(5・7%〜6・0%)▼地先境界ブロック各種=1個当たり50円〜70円上昇(5・4%〜5・8%)▼鉄筋コンクリートU形各種=1個当たり70円〜430円上昇(5・6%〜5・9%)▼道路用鉄筋コンクリート側溝各種=1個当たり880円〜2800円上昇(9・3%〜10・0%)▼ヒューム管各種=1本当たり2000円〜2万1000円上昇(9・8%〜10・7%)
日刊建設工業新聞