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　公益社団法人石川県宅地建物取引業協会（金沢市大豆田本町、新谷健二会長）は２６日、理事会を開き、「石川県不動産会館新築工事」にかかる条件付き公募型一般競争入札の結果について、豊蔵組を施工業者に選定した旨を報告し、了承された。
　８日に行われた入札には１０社が参加し、同社が落札候補者に選ばれていた。工事の準備に伴い、１１月１８日から建設地の北側駐車場が使用不可となり、同２４日に地鎮祭を挙行する。
　１９８２年に竣工した現会館が老朽化したため建て替える。建設規模はＳ造（準耐火）３階建て延べ７９４平方メートル。建物正面をガラス張りにして開放感を出し、新たにエレベーターを設置するなどバリアフリーにも対応する。基本・実施設計はエヌアンドピィアーキテクツ（金沢市近岡町）。
　建設場所は大豆田本町の現北側駐車場用地。現会館解体後、跡地に南側駐車場を整備し、駐車スペース３４台分を確保する。敷地面積は１２５５・６６平方メートル。２２年８月下旬の新会館完成、１１月末の全体完成を予定する。