会員制リゾートホテル事業のリゾートトラスト(名古屋市中区東桜2ノ18ノ31)は、蒲郡市の新規ホテル開発で、既存建物の解体に着手した。新築のスケジュールについて同社は「現時点では未定」と回答、解体は2022年2月をめどに完了させる見通し。
新ホテル開発に向けた解体と新築の施工者について同社は「それぞれ見積もりを徴集して選定する」としている。解体と同様に、新築の施工者も見積もりを徴集して決めるもようだ。
解体に着手したのは「ラグーナヒル」(3階建て延べ7473平方b)。施工は豊成(名古屋市東区)が担当している。
建設地は蒲郡市海陽町2ノ8ノ1の敷地2万3082平方b。同地は20年12月に、リゾートトラストがラグーナテンボス(蒲郡市)と不動産売買契約を締結し、取得していた。同地には「ラグーナヒル」と「ラグーナの湯」が残存しているため解体する。
新ホテルの規模やコンセプトなどは「現在、検討中」。開発用地隣地で、リゾートトラストが運営している「ラグーナベイコート倶楽部」(地下1階地上7階建て延べ3万6656平方b。客室は193室、全てスイート)との差別化なども含め、今後、詳細を詰めていく。
提供:建通新聞社