穴吹工務店信越支店(長野県長野市西後町1597―1 1F)が新潟市中央区の旧JT新潟支店跡地で計画する「(仮称)サーパス万代二丁目」は、2022年1月15日の着工を目指し準備が進められている。
建築計画によると、規模はRC造20階建て延べ4万1668・64平方メートル(建築面積2946・90平方メートル)。施工地が万代二丁目2439番1の敷地4554・35平方メートル。1棟構成で、低層部に店舗を設け、マンション部分は329戸収容。駐車台数225台、駐輪台数332台、バイク11台を確保。24年10月15日の完成を予定する。
設計は安宅設計(東京都新宿区西新宿8丁目)が担当。
穴吹工務店は旧JT新潟支店跡地を19年に取得し、マンション建設を軸に計画を進めていた。建設に向けて、このほど環境省から「21年度集合住宅の省CO2化促進事業(高低中層ZEH−M)」のうち、「高層ZEH−M(ゼッチ・マンション)支援事業」として「ZEH−M Oriented」に採択されている。
旧JT新潟支店は、老朽化などから18年3月に閉鎖。既存建物は解体され現在はさら地。徒歩圏内にはラブラ万代や万代シテイビルボードプレイス、新潟伊勢丹をはじめとする商業施設が立ち並び、万代地区の中心部に位置している。