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　医療法人新松田会　愛宕病院（高知市愛宕町１ノ１ノ13）は、第３・第５病棟改築工事に岸之上工務店（高知市）で着手する。老朽化の進む両棟を解体し、一つの新病棟を建設するもので、約５年をかけ段階的に施工する。
　新病棟の規模は鉄筋コンクリート造10階建て延べ１万１５９４平方�b。１期工事では、現病棟東側にある更地に既存の第５病棟に当たる西病棟を建設、１３８床分の介護医療院とする。また市道を挟んで南側にある病棟と３階で連結する上空通路も建設する。
　西病棟完成後、鉄骨造地下１階地上９階建て延べ５２５３平方�bの第５病棟を解体し、その跡地に２期工事として既存の第３病棟に当たる東病棟を建設。その後、鉄筋コンクリート造地下１階地上５階建て延べ４０６９平方�bの第３病棟を解体し、最終形への改修や外構工事などを経て、26年11月末の完成を目指す。
　既存の第３病棟は１９７０年、第５病棟は74年の建設で、施設の老朽化が進んでいるため、統合した病棟に建て替える。設計は西森建築設計（高知市）が担当した。
提供：建通新聞社