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建通新聞社(神奈川)
2021/10/21

【神奈川】中日本高速 下期以降に「調査等」38件

 中日本高速道路(NEXCO中日本)は、2021年度第3四半期以降の発注予定を公表した。神奈川県関連の発注予定の「調査等」業務は38件。このうち履行期間が10カ月以上にわたるものは22件に上る。また入札方式別では、標準プロポーザル方式が「首都圏中央連絡自動車道横浜管内法面調査設計」の1件、公募型プロポーザル方式が「新東名高速道路秦野サービスエリア休憩施設新築実施設計」の1件、簡易公募型プロポーザル方式が「新東名高速道路海老名南JCT〜御殿場JCT間施工計画検討業務」など5件(うち1件公告済み)。
 また指名競争は「中央自動車道(特定更新等)小原地区道路改良設計」や「新湘南バイパス城南高架橋鋼橋耐震補強設計」「東名高速道路海老名サービスエリア管理施設新築他設計」「伊勢原保全・サービスセンター管内休憩施設他改築設計」など31件となっている。
 「首都圏中央連絡自動車道横浜管内法面調査設計」は、圏央道相模原愛川IC〜相模原IC間における法面および軽量盛土の変状箇所について、土質調査・安定解析・対策工法の検討を行うもの。履行期間は約12カ月。標準プロポーザル方式として第3四半期に公告し、第4四半期に入札する予定。
 また、「新東名高速道路秦野サービスエリア休憩施設新築実施設計」は履行期間が約9カ月。22年度第1四半期に公募型プロポーザル方式として公告し、22年度第2四半期に入札する。
 簡易公募型プロポーザル方式と指名競争で発注する主な「調査等」案件(公告済みを除く)の概要は次の通り(@業種A履行期間B業務概要C公告予定時期D入札予定時期)。
【簡易公募型プロポーザル方式】
 ▽新東名高速道路海老名南JCT〜御殿場JCT間施工計画検討業務(海老名市〜静岡県御殿場市)=@道路設計A12カ月B新東名(海老名南JCT〜御殿場JCT)における車線拡幅・別線改築の施工計画検討を行うものC第3四半期D第4四半期
 ▽小田原厚木道路(特定更新等)弁天山トンネル他3トンネル覆工補強設計(小田原市〜二宮町)=@トンネル設計A12カ月B風祭トンネル、坂下トンネル、弁天山トンネルおよび二宮トンネルについて、覆工補強設計及び施工計画検討を行う業務、トンネル補強設計6断面、施工計画検討一式C第4四半期D22年度第1四半期
 ▽首都圏中央連絡自動車道河原口地区振動対策計画設計業務(海老名市)=@図面・調書作成A約6カ月B首都圏中央連絡自動車道河原口地区橋梁部における振動対策の概略構造の比較検討資料を作成する業務C第3四半期D第3四半期
【指名競争】
 ▽中央自動車道(特定更新等)小原地区道路改良設計(相模原)=@道路設計A約9カ月B中央自動車道KPO40・6〜42・3付近の土工部を中央分離帯側へ拡幅する詳細設計等を行うものC第3四半期D第4四半期
 ▽新湘南バイパス城南高架橋鋼橋耐震補強設計(藤沢市)=@橋梁設計A約9カ月B新湘南バイパス(藤沢IC〜茅ケ崎中央IC)間における耐震補強設計を行うもの。橋脚耐震補強設計4基、動的解析3連C第3四半期D第3四半期
 ▽新湘南バイパス赤羽根高架橋鋼橋耐震補強設計(藤沢市〜茅ケ崎市)=@橋梁設計A約9カ月B新湘南バイパス(藤沢IC〜茅ケ崎中央IC)間における耐震補強設計を行うもの。橋脚耐震補強設計7基、動的解析4連C第3四半期D第3四半期
 ▽小田原厚木道路(特定更新等)飯泉高架橋他1橋コンクリート橋補強基本設計(小田原市〜二宮町)=@橋梁設計A約12カ月B小田原厚木道路のコンクリート橋(飯泉高架橋、蓮正寺高架橋)における床版打ち換え等設計、床版打ち換え等設計約11連、動的解析約5連C第3四半期D第4四半期
 ▽西湘バイパス(特定更新等)西湘大橋他1橋PC橋補強基本設計(小田原市〜二宮町)=@橋梁設計A約12カ月B西湘バイパス西湘大橋および御幸橋における塩害対策およびPC外ケーブル補強等設計、上部工補強設計約6連、動的解析約3連C第3四半期D第4四半期
提供:建通新聞社