宝達志水町は、町内5小学校を志雄、相見の2校にそれぞれ統合し、両校校舎を改修する計画に関し、11月上旬をめどに基本設計業務を委託する方向で最終調整に入った。指名競争入札で発注する。
統廃合計画によると、志雄地区では樋川を志雄(子浦)に、押水地区は押水第1、宝達を相見(麦生)に再編する。町内全小学校で耐震補強が完了しているため、志雄小(築48年)と相見小(同53年)では、教室の再配置や老朽化した設備機器の更新などの改修を予定している。9月補正予算に基本設計費1133万円を計上しており、2校を一括して委託する方針だ。
2022年度に実施設計に移行し、23年度は補助金申請などの手続きを進める。24年度に着工、25年度の開校を目指す。
両校の校舎棟はいずれもRC造3階建てで、延べ床面積は志雄小が3871平方メートル、相見小が2741平方メートル。体育館はそれぞれS造平屋建てで、志雄小1617平方メートル、相見小686平方メートル。