白川町は、道の駅施設整備事業などを盛り込んだ過疎地域持続的発展計画案を公表した。計画期間は2021年度から25年度までの5年間。
産業の振興としては、道の駅施設整備事業として、「道の駅美濃白川ピアチェーレ」と周辺の販売施設の一体的整備を行う。
地域における情報化としては、ドローン利活用推進事業として技術者の育成を支援する。
交通施設の整備、交通手段の確保としては、町道の主要路線の改良を進める他、集落間を直結する幹線道の整備、道路インフラの長寿命化や落石対策といった防災対策の整備に着手する。また、農林道の新設や既存路線の改良などを積極的に進める。
生活環境の整備としては、開設から20年が経過する「ささゆりクリーンパーク」に代わる廃棄物処理施設の新設を検討する。水道施設の耐震化や設備の更新も行う。
教育の振興としては、将来的な学校施設の統合に向け、新校舎の建設を検討する他、検討が深まるまで暫定的に既存施設の維持を行う。社会体育施設の照明のLED化も進める。
地域文化の振興としては、地域の文化振興の拠点施設である町民会館の空調設備や高圧受電設備を改修する。
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建通新聞社