新潟駅・万代地区周辺エリアにおける「新潟都心の都市デザイン」の具現化に向け、官民の関係者で意見交換を行いながら将来ビジョンを策定する「(仮称)新潟駅・万代地区周辺将来ビジョン懇談会」が発足し、18日に新潟市中央区の万代市民会館で初会合が開催された。
新潟駅・万代地区将来ビジョンの策定およびエリアプラットフォームの構築に関することなどを目的に発足され、委員は20人以内で構成。開会に先立ち、新潟市の長井亮一都心のまちづくり担当理事が「(18年に策定された)新潟都心の都市デザインで位置付けた都心軸と2本の副軸を中心に、どのようにエリアのアイデンティティを形成していくのか皆様から忌憚(きたん)のないご意見を頂きたい」とあいさつした。
議事では、新潟駅・万代地区周辺の歴史や現状、将来ビジョンのたたき台が示され、意見交換が行われた。
検討会は21・22年度の2カ年で議論を進める予定で、22年7月の第6回検討会で素案を作成、夏ごろの将来ビジョン完成を見込む。