国土交通省岡山国道事務所は、継続して進めている国道2号旭川大橋耐震補強で、その7工事を第4四半期に入札する。
橋脚2基(P3・P5)を土台部分(フーチング)はコンクリート中詰め、脚はコンクリート巻き立てで補強する。土台の深さは16b、幅は18・1b、橋脚の高さはP3が17b、P5が16b、内径幅は13b。いずれも上部は250_、下部は350_の厚さで巻き立てる。使用する生コンのボリュームは約1000立方b。工事の支障となる泥や流木を除く河川浚渫も実施する。発注規模は6億9000万円〜15億円。工期は17カ月。
旭川大橋大橋耐震補強補修では、A1橋台が施工済み、5基ある橋台のうちP1・P2・P4は施工中または施工済みとなっており、残るA2橋台を2022年度以降に発注し全体の完了を目指す。A2は天端からフーチング下までの高さが22b。コンクリート中詰めを行う他、柱部分を鋼板で周囲を覆う、さや管構造に変更する。柱は高さ9・8b、幅13bで巻き立て補強は完了している。また、未確定だがA2橋台とP1について増し杭を行うかどうかを検討している。施工場所は岡山市中区平井〜南区洲崎。
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提供:建通新聞社」