三好市は本年度の着工を予定していた新庁舎建設について、一部設計を変更して2022年度の工事発注を目指すことにした。当初、池田町シンマチの保健センター機能を新庁舎に集約する計画だったが、新型コロナウイルス感染症対策として保健センターと庁舎を分離して人流を防ぐ。移転後の保健センター建物は、分庁舎として改修する計画だったが、これを見直す。
新庁舎の現計画規模は鉄骨鉄筋コンクリート一部鉄骨造4階建て延べ6128平方b。災害時に指揮する防災拠点機能を備え、内部は4層吹き抜けで木質化してユニバーサルデザインを採用する。設計は久米・スバル設計共同体(本社・東京都江東区)。
建設地は池田町サラダ1610ノ1。敷地面積は現本庁舎北側の現駐車場と民有地を合わせた4094平方b。
新庁舎完成後は、現本庁舎を解体し、跡地を約37台の平面駐車場として利用する他、新庁舎西側に2層3段で延べ2000平方bの立体駐車場(約130台収容)を整備する計画。
提供:建通新聞社