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建通新聞社(中部)
2021/10/13

【三重】鈴鹿市 文化会館大規模改修事業の実施方針11月上旬公表へ

 鈴鹿市は、「文化会館大規模改修事業」の実施方針を修正し、10月上旬に予定していた募集要項・要求水準書などの公表時期を11月上旬に延期した。優先交渉権者は当初通り2022年3月に決定する予定。同事業はPFI法に基づき設計・建設・維持管理業務を一括で発注するDBM方式で行う。
 業務範囲は、大規模改修工事業務が設計・調査・建設、維持管理業務が建物保守管理、設備保守管理、舞台機構・設備保守管理、映像ドーム保守管理など。
 スケジュール案は、12月中旬に参加表明・参加資格審査申請書類を受け付け、22年1月上旬に審査結果を通知、2月下旬に提案書を受け付ける。その後、3月下旬に優先交渉権者を決定し、5月下旬に仮契約締結、6月上旬に本契約を締結する。設計は6月から23年1月までの工期で行い、工事を2月から24年3月までの工期で実施する。維持管理は4月から39年3月までの15年間。
 想定する改修箇所は、ホール吊り天井や外壁、エレベーター、高低圧電気、トイレなど。 建物の規模は、本館棟が鉄骨鉄筋コンクリート造3階建て、機械棟が鉄筋コンクリート造平屋で、延べ床面積が5980平方b。施設内容は、けやきホール、さつきプラザ、研修室、美術工芸室、プラネタリウム、展示ギャラリーなど。所在地は、飯野寺家町810。

提供:建通新聞社