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　大津市教育委員会総務課は、同市荒川に位置する「木戸小学校」について、トイレ改修工事を3ヵ年で計画している。設計業務を22年2月末をメドに取りまとめ、工事については、Ａ工区、Ｂ工区、Ｃ工区として3工区に区分けし、Ａ工区は22年度に、Ｂ工区は23年度に実施。Ｃ工区はその翌年度となる24年度に行う予定。
　発注方式については、3工区とも建築・電気設備・機械設備の分離型。
　予定工事費は、Ａ工区で約3200万円、Ｂ工区で約3500万円、Ｃ工区で約4900万円の計約1億1600万円を見込んでいる。
　対象となる木戸小学校は、大津市荒川1000に位置し、学校の既設トイレを洋式及び乾式に全面的に改修工事に取り掛かり、施設長寿命化を図るとともに、教育の環境を整えることを目的として着手する。今回の工事は、学校の運営に支障がないように3期（Ａ〜Ｃ工区）に分けてそれぞれ行い、改修内容は、各工区とも建築工事として、内装（床、壁、天井、トイレブース）及び建具改修工事、電気設備工事は、照明器具の更新（ＬＥＤ化）、各機器への電源送り、機械設備工事については、便器の洋式化、給排水衛生設備（配管含む）の更新、小便器の自動洗浄、洗面器の自動水洗化、ウォシュレット便座の導入、手摺の取り付け。
　改修範囲は、Ａ工区が約77・1平方�bで、校舎棟・1〜2階の北側トイレ（男女各2ヵ所）。Ｂ工区が約86平方�bで、校舎棟南側・1〜2階のトイレ（男女各2ヵ所）、身障者用トイレ、用務員室用トイレ、調理室用トイレ。Ｃ工区が約104・7平方�bで、校舎棟1〜2階のトイレ（男女各2ヵ所）、屋内運動場（男女1ヵ所、身障者用）。
　なお、設計は環境空間設計（長浜市）が担当している。
　また、同課では、堅田中学校についても、トイレ改修工事を3ヵ年で計画しており、22年度から順次、取り掛かっていく。

提供：滋賀産業新聞