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日刊建設工業新聞
2021/10/12

【鳥取】先議除く補正53億円可決/原子力防災拠点整備へ/9月県議会閉会


 9月定例県議会は最終日の11日、先議議案以外の一般会計補正予算53億1500万円などを可決し閉会した。補正後の一般会計総額は3876億4400万円。
 9月補正の総額は152億7300万円。うち7月豪雨被害の復旧対策費78億9100万円と、新型コロナウイルス感染症対策に関連する予算の計99億5800万円は先月21日、先議議案として可決していた。
 先議以外の主な補正内容は、原子力防災支援拠点の倉庫(鉄骨造平屋建て693平方b)(鳥取市松原)に2億2800万円、盛土・急傾斜地緊急対策事業に9000万円、通学路安全緊急対策事業に1億円を盛り込んだ。
 また、県庁議会棟別館1階にある通信機器の浸水対策に130万円(22年度債務負担行為5700万円)を補正。出入り口すべてに防水壁を整備する。
 そのほかの議案では、国道181号江府道路・久連トンネル(安藤・間・大豊建設・八幡コーポレーションJV)と国道313号倉吉関金道路・石塚高架橋P5―A2上部工(富士ピー・エス・高野組JV)の請負契約締結を承認した。

日刊建設工業新聞