名古屋市緑政土木局は、堀川納屋橋南地区の市有地活用整備事業で、事業者公募の手続きを12月上旬に開始する計画だ。2022年3月末ごろにも事業者を決定するスケジュールが想定される。
納屋橋南地区の市有地活用整備事業は、都心に残された貴重な水辺空間の特色を生かしながら、にぎわいと魅力ある水辺空間を創出するのが目的。07年度に1回目の事業者募集を実施した。活用用地は、中区栄1ノ102ノ1他の敷地面積約396平方b。現事業者は、鉄骨造2階建て延べ約364平方bのウエディングレストランを整備・運営している。
現時点では公募概要は決定していないと同局は回答している。昨年度までの検討では、次期事業者の選定にあたり、イニシャルコストを抑えた事業提案も可能とし、多種多様な事業者が参加できる環境を整えること。事業期間は1回目の事業者募集と同様、10〜15年間で事業者提案に委ねる方向性を示していた。
提供:建通新聞社