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日刊建設タイムズ社
2021/10/11

【千葉】来年度に校舎着工/館山市の館山中学校整備/総事業費は約30億円/4階延べ7243u

 館山市は、4月に開校した館山中学校の新校舎と柔剣道場を整備する。2020年度に実施設計を完了。21年度に全体の配置計画等の一部見直しを実施し、22年度に着工する予定。22〜24年度の3か年で工事を実施し、24年度中の完成を目指す。総事業費には30億円以内を見込む。校舎はRC造4階建て延べ約7243u。柔剣道場は木造平屋建て延べ約668u。実施設計は相和技術研究所(千葉事務所・習志野市津田沼1―15―101)が担当した。
 館山中学校は、老朽化した第三中学校の安全確保や将来的な生徒数減少に対応するため、第二中学校と統合し、4月に開校した。当面、第二中学校の施設を使用し、新校舎等の完成後に引っ越す。
 新校舎等は、第三中学校(北条1452)の跡地に整備する。校舎は普通教室20室のほか、多目的室、特別支援教室、PC室、図書室などを配置する予定。また、既存の屋内運動場は残し、大規模改修工事を実施する計画。今回の実施設計には含まれていないため、工事に際しては別途、設計をまとめる必要がある。建物はRC造2階建て延べ1487u。
 既存施設の解体工事については、10月中に完了する見通し。施工は大葉開発が担当している。解体する主な建物は▽校舎棟=S造3階建て6312・04u▽柔道場=S造平屋建て249・36u▽剣道場=S造平屋建て259・20u▽渡り廊下=S造平屋建て260・62u▽駐輪場―1=S造平屋建て191・52u▽駐輪場―2=S造平屋建て56・43u▽機械室=CB造平屋建て43u▽外部便所=木造平屋建て14・91u▽部室棟―1=S造平屋建て270u▽部室棟―2=S造2階建て447・12u▽その他(浄化槽、外構付属建物等)。
 第三中学校の敷地面積は約3万6000u。用途地域は第一種住居地域(建蔽率60%、容積率200%)。
 18年度に第三中学校改築工事の基本設計を実施。21年度には「(仮称)第二・第三中学校建設工事実施設計業務」を相和技術研究所に委託している。k_times_comをフォローしましょう
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