倉敷市は、公募型プロポーザルで審査していた復興防災公園実施設計の優先交渉権者にオオバ・隈研吾建築都市設計事務所設計JVを特定した。街と公園と川をつなぎ、人々を迎えるイメージの提案が優れていたことや、災害時を想定した施設などの配置や活用方法、真備地区特産の竹を用いた提案を高く評価した。設計納期は2022年8月31日。真備地区復興計画最終年の23年度までに整備を完了する予定。
施工場所は、真備町箭田の小田川と高馬川合流点約2・8f。災害時に自家用車(330台程度)の避難を想定した空間と救援活動などに利用できる広場や施設を、平常時に交流広場(約3000平方b)、芝生広場(約4000平方b)、多目的広場(約1500平方b)、遊具広場(約2000平方b)としての利用を基本に整備する。建屋は、一時避難所(約190平方b)、待機室(約15平方b)、防災倉庫(約100平方b)、トイレ(約45平方b)など。
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提供:建通新聞社」