建通新聞社(神奈川)
2021/10/08
【神奈川】男女共同参画センターLED化 丸井電設で
川崎市は、「男女共同参画センターほか1施設LED化ESCO事業」の事業者を選定する公募型プロポーザルの手続きを実施し、最優秀提案者に丸井電設(川崎市高津区)を選んだ。事業は、男女共同参画センターと高津区役所橘出張所の既存照明をLED化するもので、丸井電設の提案は人感センサーの設置や段調光器具の設置による省エネルギー化を低コストで実現するものだった。今後は、11月上旬にESCO契約を結び、11月中旬から2022年3月下旬にかけてESCO設備を施工する。
ESCOサービスの範囲は、▽既存照明器具の現状調査や交換工事計画の策定▽既存照明器具の取り外しおよびLED照明器具の設置▽ESCO設備によるサービス提供▽ESCO設備の維持管理業務(故障など不点灯時の対応)▽ESCO設備の効果検証(電気消費量の測定)―など。ESCO事業者はギャランティード・セイビングス契約(自己資金型)を結び、省エネルギー設備を設計・施工し、竣工後に設備などを引き渡した上で、契約期間中、製品保証や保守などのサービスを提供する。契約期間は27年3月31日まで。
男女共同参画センターの所在地は高津区溝口2ノ20ノ1。また高津区役所橘出張所の所在地は高津区千年1362ノ1。提供:建通新聞社