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みなかみ町は、２０２３年度に水上小学校（湯原９６８）を水上中学校（湯原２２２）へ移転するため、水上中の用途変更を計画している。変更内容としては校舎内の改修やプールの新設など。月内に設計業務を指名競争入札で委託し、改修内容の詳細を決定する。工事は22年６月議会案件として発注する見込みで、同年度中には新たな校舎として生まれ変わる。
水上中は、10年３月に完成したＲＣ造３階建て、延べ床面積３９８７�uの校舎と、同年同月に完成したＲＣ造２階建て、延べ床面積１２３１�uの屋内運動場が立地。新耐震基準を全て満たしている。
一方の水上小は、１９７９年１月に完成したＲＣ造３階建て延べ床面積２８８９�uおよび91年11月に完成したＳ造２階建て、延べ床面積１１４３�uの校舎と、同年３月に完成したＳ造２階建て、延べ床面積１０５８�uの屋内運動場が設置されている。校舎は新耐震基準を満たしているものの、屋内運動場は旧耐震基準となっている。
２０２２年度からみなかみ中学校（月夜野80）としてスタートする月夜野中へ、水上中と藤原中（藤原３４９１）、新治中（布施２３８）が統合・移転する。水上小の老朽化に伴って、中学校統合により22年度から空き施設となる水上中へ23年度に移転することが決定している。
設計では、小学校として利用するための仕様変更やプール新設などの内容をまとめる。履行期限は22年３月までを予定。９月補正予算で確保した小中学校統合推進事業の委託料２４００万円の一部を充てる。
順調に進めば22年度当初予算に工事費を計上し、６月議会での承認を経て工事に着手することになる。移転後、空き施設となる水上小の対応については未定となっている。
なお、町では◇古馬牧小（後閑１０６４）◇桃野小（月夜野５８３）◇月夜野北小（上牧８８０）−の３校による統合小学校も計画しており、建設地について適地検討委員会で検討を進めている。