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日刊建設工業新聞
2021/10/07

【鳥取】76カ所に13.7億円申請へ/11日から第2次災害査定/県と各市町

 公共土木施設の第2次災害査定が11日から15日まで実施される。7月豪雨被害(7日〜14日)を対象としており、県と各市町は76カ所の復旧に13億7500万円を申請する。
 県土整備部が6日までに申請内容をまとめた。県施設は49カ所に11億8500万円の復旧費を申請する。内訳は河川30カ所に8億0700万円、砂防6カ所に1億0100万円、道路13カ所に2億7600万円。
 国道313号(北栄町米里)は吹き付け法枠工に1800万円、郡家鹿野気高線(鳥取市下砂見)の復旧はコンクリートブロック積み工に3400万円、泊絹見青谷線(鳥取市青谷町北河原)は補強土壁に5000万円を申請する。
 一方、市町施設は中部5市町を中心に八頭町を加えた河川と道路27カ所の復旧費1億8900万円を見込んだ。主なカ所は、市道福積沢谷線(倉吉市沢谷)の吹き付け法枠工に1500万円、町道下谷吉尾線(三朝町吉尾)では吹き付け法枠工に1600万円を申請する。
 県技術企画課によると、最終日の15日午後には査定設計書の「朱入れ」が全カ所で終わり、復旧費と復旧工法が決まる。

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