船橋市は、船橋市海老川上流地区土地区画整理組合の設立認可申請を受け、海老川上流地区土地区画整理事業に係る事業計画を15日まで縦覧に供している。清算期間を含む事業施行期間は、組合設立認可の公告の日から2033年3月31日まで。21〜32年度の工事費は、168億2200万円。
施行区域は、高根町、東町、米ケ崎町、飯山満町1丁目、夏見5丁目、夏見7丁目の各一部で、面積約42・3ha。26年度の東葉高速鉄道新駅開業と同時期に開院を予定している市立医療センターの移転先にもなっており、「ふなばしメディカルタウン構想」に基づく計画的なまちづくりを実施。自然との調和や災害対策にも配慮した良好な市街地の形成を図る。
年度別の工事費は▽21年度=4億9100万円▽22年度=13億5200万円▽23年度=31億500万円▽24年度=19億6800万円▽25年度=22億6800万円▽26年度=16億9300万円▽27年度=24億3300万円▽28年度=16億2900万円▽29年度=13億2500万円▽30年度=1億3800万円▽31年度=2億1000万円▽32年度=2億1000万円――となっている。
地区北西部に市立医療センターを計画し、周辺には医療・健康関連施設などの立地を誘導。
新駅周辺に、地区拠点商業ゾーンとして商業・業務用地を形成するとともに、マンションなどの中高層住宅の立地を誘導し、高度化を図る。
都市計画道路宮本古和釜町線沿いは、幹線道路の利便性を生かし、沿道サービス型店舗などの立地を誘導。
そのほか、戸建てを中心とした閑静な住宅地を配置する。
他事業の施行時期については、東葉高速鉄道新駅整備事業(東葉高速鉄道)23〜26年度、飯山満川整備事業(県)22〜29年度▽公共下水道事業汚水幹線(船橋市)=22〜26年度――を見込んでいる。