阿波市は、学校施設に関する個別計画「学校施設長寿命化計画」を策定した。計画期間は2021年度から60年度までの40年間。対象施設は小学校10校と中学校4校の合計39棟延べ床面積6万2538平方b。40年間の事業費は計約291・5億円で年平均約7・3億円。
21〜25年度の5カ年は、21年度に阿波中学校武道場修繕工事と土成小学校普通教室・管理特別棟の大規模改修工事、22年度に吉野中学校体育館大規模改修の設計、23年度に吉野中学校体育館大規模改修工事、24年度に市場小学校管理特別教室棟修繕工事、25年度に林小学校管理特別教室棟修繕工事と阿波中学校の管理教室・特別教室棟、体育館の設計―を計画。
長寿命化計画は、学校施設の状況を継続的に把握するため5年ごとに見直す。施設の老朽化に伴う大規模改修や建て替え時期が迫る中で、改修費用等のトータルコストの縮減と予算の平準化を図る。学校施設に求められる機能・性能を確保していくため、総合的な観点から整備や管理運営を適正化する。
提供:建通新聞社