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日刊建設タイムズ社
2021/10/01

【千葉】23年1月着工見込み/鷺沼放流幹線の最終区間/約247mシールド切替型推進/習志野市企業局

 習志野市企業局は鷺沼放流幹線に関し、最終区間にあたる第1工区約247mの整備工事を2023年1月から23年度末にかけて推進するとみられる。工事費については22年度予算で措置する方針。発注事務は日本下水道事業団が担う。発注方法については、第2工区・第3工区と同様の総合評価落札方式一般競争入札のほか、第2工区との関連性が高いことから東急建設・世紀東急工業JVと特命随意契約を結ぶ可能性もあり、これから具体化していく。
 第1工区はシールド切替型推進工法での整備を計画。内径1500o、掘削外径1960o。鋼製セグメントによる一次覆工および内面被覆で構成する。土かぶりは4〜5m程度。
 第2工区施工時に整備された分水人孔(両発進)から発進し、幹線起点部に整備する分水人孔に至る計画。
 鷺沼放流幹線は、鷺沼台4丁目を起点とし、袖ケ浦5丁目を終点とする全長約2600mの幹線。終点部で既設矩形管渠と接続し、袖ケ浦運動公園の南側で菊田川に放流する。合流式下水道で、津田沼処理区に属す。
 10年度と13年度の台風により、鷺沼台4丁目の一部地域で浸水被害が発生したことから、幹線を整備し、局地的な大雨に備える。さらに、鷺沼台および花咲地域の下水道(汚水)未整備地域における整備が可能となる。
 設計は15〜18年度に完了。19年度から工事を進めている。工事については、第3工区約973mを飛島建設・アイサワ工業JV、また第2工区約1362mを東急建設・世紀東急工業JVが受注。k_times_comをフォローしましょう
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