建通新聞社(神奈川)
2021/09/30
【神奈川】東急と伊藤忠ドレッセタワー武蔵小杉を建設
【川崎】東急(東京都渋谷区)と伊藤忠都市開発(東京都港区)は、川崎市中原区に免震構造を採用した分譲タワーマンション「ドレッセタワー武蔵小杉」を建設する。既に長谷工コーポレーション(東京都港区)の施工で工事に着手しており、2024年5月の完成を目指す。
規模は鉄筋コンクリート造23階建て延べ1万6142平方b。住戸数は160戸(非分譲4戸を含む)で、間取りは1〜3LDKタイプを展開。この他、店舗などを設ける。設備には共用ラウンジ、個室ワークスペース、屋上テラス、機械式駐車場、自転車・ミニバイク置場を備える。
全住戸と共用部の電力については、非化石証書を利用した実質再生可能エネルギー100%で賄うとともに、共用部の一部電力に太陽光発電を用いる。また、非常時に使用可能な蓄電池設備も備える。さらに、電気自動車対応の機械式駐車パレットを導入する。
建設地はUR都市機構「小杉町アパート」跡地の川崎市中原区小杉町3ノ1ノ1他。敷地面積は2002平方b。
東急は住宅事業において、23年10月中旬に完成予定のドレッセタワー新綱島(地下2階地上29階建て延べ床面積3万7562平方b、総戸数252戸)と、24年1月上旬の完成を目指すドレッセタワー南町田グランベリーパーク(地下1階地上34階建て延べ床面積4万5384平方b、総戸数375戸)の開発を進めており、東急線沿線でサステナブルなまちづくりを推進していく。提供:建通新聞社