堺市は、平岡大橋の耐震補強工事を計画しており、予備設計を阪神コンサルタンツ(大阪市中央区)に委託した。設計期間は2022年8月31日まで。
予備設計業務では、現橋の耐震補強工事について、新設・改修の両面から比較検討する。改修する場合の耐震補強の工法選定など、新設する場合の橋梁の種類などを検討する。
同橋は車道部と歩道部で構成し、車道部は橋長33・1b、幅員5・5bのプレテンション方式3径間PC単純I桁橋。下部工はパイルベント橋脚と逆T式橋台が各2基。架設は1960年。
歩道部は橋長36・6b、幅員2・5bの単純非合成H桁橋。下部工は逆T式橋台が2基。90年に架設された。
工事場所は西区平岡町。府道堺かつらぎ線の平岡町交差点から西側を流れる石津川に架かる。
詳細設計や工事の発注時期は今回の業務の結果を踏まえて判断する
提供:建通新聞社